水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について
水道原水の水質検査により安全性を確認しています
生活環境課(水道室)では、健康への影響が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS ※1 )が各地の浄水場や河川で検出されている事態を受け、令和5年度において、町内浄水場で取水している8地点の原水を対象に、有機フッ素化合物のPFOS、PFOA ※2 の水質検査を実施しております。
各地点における原水のPFOS及びPFOAの量の和は、国が定める暫定目標値 ※3 を下回っていることが確認できていますので、安心して水道水をご利用いただけます。
今後も継続して定期的な検査に努め、水道水の安全性を確認していきます。
注釈 内容は、主に環境省「PFOS、PFOA に関するQ&A集2023年7月時点」を参照しています。
※1 有機フッ素化合物のうち、高度にフッ素化されたペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS(ピーファス)」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。PFASには炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、その物性は炭素鎖の長さで大きく異なりますが、中には撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の物性を示すものがあり、そのような物質は撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されています。
※2 PFASの中でも、PFOS(ピーフォス)と呼ぶペルフルオロオクタンスルホン酸とPFOA(ピーフォア)と呼ぶペルフルオロオクタン酸は、幅広い用途で使用されてきましたが、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき、PFOSは2010年、PFOAは2021年に製造・輸入等を原則禁止されています。
※3 水道水については、2020年にPFOS、PFOAを水質管理目標設定項目に位置付け、当時の科学的知見に基づき安全側に立った考え方を基に、PFOSとPFOAの合算値で50ナノグラムパーリットル(ng/L)以下とする暫定目標値が定められています。
参考リンク
お問い合わせ先
- 生活環境課(水道室)
- 電話:0739-72-3085
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