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動脈硬化健診の検査データを活用した生活習慣病発症に関わる遺伝・環境要因に関する研究について(お願い)

現在、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管病による死亡は、全死因の約3分の2を占めており、がんと並んで日本人の死因の中心となっています。
また、認知症の有病者数は2025年には約730万人となり、65歳以上の人口の5人に1人に達すると推計されています。

和歌山県立医科大学保健看護学部と医学部では、和歌山県内の複数の市町村の住民の皆さまのご理解とご協力のもと、心血管病や認知症などの加齢関連疾患の発症に関わる遺伝・環境要因を検討し、その早期発見や予防に役立つ方法を提案することを目的とした研究(和歌山ヘルスプロモーション研究)を行っています。

この研究は、動脈硬化健診に参加された皆さまの検査結果やアンケート調査のデータを解析して行われるもので、みなべ町では、平成23年から約2,000人の方にご参加いただき、動脈硬化検査、呼吸機能検査、筋肉量検査、認知・心理機能検査、骨格・関節系疾患検査、血液・尿検査、健康に関わるライフスタイルの質問紙調査などを実施してきました。

参加者の皆さまには、健診を受診される際に研究の趣旨や方法をご説明し、検査結果やアンケート調査のデータを研究に利用することについて同意をいただいているところですが、現時点において、もしご自身のデータが研究に利用されることを望まないという場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
なお、研究協力を拒否されたとしても、保健医療福祉サービスを含め、いかなる不利益も被ることはありません。

以下は、現在進められている研究です。詳しい内容については和歌山県立医科大学のホームページこのリンクは別ウィンドウで開きますに公開されていますのでご参照ください。

研究の趣旨をご理解いただき、ぜひともご協力くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

研究課題

中高齢者における喫煙と筋量減少および筋力低下との関連に関する後ろ向き観察研究

(公開情報:承認番号2975)

地域住民におけるサルコペニアと食品及び栄養摂取状況との関連に関する観察研究

(公開情報:承認番号3066)

中高年者における冷え症の実態とその影響要因の解析

(公開情報:承認番号3070)

和歌山県在住地域住民の生活習慣病発症に関わる遺伝・環境要因に関する研究

(公開情報:承認番号G92 遺伝子解析)

和歌山県立医科大学保健看護学部
教授 宮井 信行
電話 073-446-6700

お問い合わせ先

健康長寿課
電話:0739-74-3337
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