特定健診・特定保健指導
特定健診・特定保健指導は、生活習慣病のおおもととなるメタボリックシンドロームの疑いのある方や予備群となる割合が高いとされる方を対象に、早期発見・改善をしてもらうために行います。
特定健診・特定保健指導の流れ
特定健診・特定保健指導は、国民健康保険の医療保険者(みなべ町)などが中心となって実施しています。
対象年齢は35歳~75歳の方です。
1. 特定健診
特定健診は、内臓脂肪が原因でおこるメタボリックシンドロームを見つけ出す健診です。
運動不足や食生活の変化などから、生活習慣病である心臓病や脳卒中、糖尿病が増えています。
生活習慣病の発症には内臓脂肪がたまりすぎる内臓脂肪型肥満が関係していることが多く、そこに着目した健診が行われます。
基本的な健診内容
- 問診(病歴、治療中の病気、服薬中の薬、生活習慣などの情報)
- 身体計測(身長・体重・BMI・腹囲)
- 腹囲=へその上の位置で息を吐いた状態で測定します
- BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
〔BMI25以上が「リスクあり」と判定されます〕
- 理学的検査(身体診察など)
- 血圧測定
- 血液検査
- 脂質を調べる検査
(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール) - 代謝系を調べる検査
(空腹時血糖、ヘモグロビンAlc、尿糖) - 肝機能を調べる検査
(GOT、GPT、γ-GPT)
- 脂質を調べる検査
- 尿検査(尿糖・尿たんぱく)
- 貧血検査
- 心電図検査
詳細な健診内容(医師が必要とした方のみ)
- 眼底検査
2. 判定・結果通知
特定健診の結果に基づいて、生活習慣改善の必要性レベルを3段階に分けて判定、通知します。
3. 特定保健指導
特定保健指導は、健診の結果から生活習慣病などのリスク要因の数や年齢などを総合判断して、保健指導を3段階に区分します。
「動機づけ支援」「積極的支援」と判定された方は、生活改善の実践と検査値改善を目指して、保健師や管理栄養士、医師などから保健指導を受けます。「情報提供」は受診した方全員に行われます。
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お問い合わせ先
- 健康長寿課 保健福祉センター(ふれ愛センター)
- 電話:0739-74-3337 FAX:0739-74-8013