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新型コロナワクチン定期予防接種

10月1日より、65歳以上の方に向けて、新型コロナワクチンの定期接種を開始します。

令和6年4月1日以降、新型コロナワクチンは定期予防接種(B類疾病)として実施されるようになりました。接種対象者には高齢者インフルエンザ予防接種と一緒に、予診票を送付します。

予防接種実施期間

10月1日~翌年1月31日まで

接種対象者

10月1日でみなべ町に住民登録のある65歳以上の方

60歳から64歳の方で、心臓・腎臓・呼吸器・ヒト免疫不全の機能障害により身体障害者手帳1級をお持ちの方

新型コロナワクチンを接種される方へ

 令和6年10月1日より、新型コロナウイルス感染症の定期予防接種が、医療機関にて開始されました。その接種には、ファイザー株式会社モデルナ・ジャパン株式会社第一三共株式会社Meiji Seikaファルマ株式会社及び武田薬品工業株式会社の5社から供給されている新型コロナワクチンが使用されています。

 5社のワクチンについては、mRNAワクチン(レプリコンワクチンを含む)、組換えタンパクワクチンと、複数のモダリティ(創薬の手段・方法や、それに基づく医薬品の分類)が存在し、そのモダリティによってワクチンの特性が異なります。

 接種を希望される方で、ワクチンの種類が気になる場合は、予約をする際に各実施医療機関にお問い合わせください。

新型コロナワクチンに関する参考資料

 各ワクチンの有効性・安全性等に関する情報は、以下の資料を参考にしてください。

1.新型コロナワクチン定期接種リーフレット

   新型コロナワクチン定期接種リーフレットPDFファイル(出典:厚生労働省)

2.上記5社のワクチンの被接種者向けガイド、医療従事者向けRMP資材、被接種者向けRMP資材等の掲載ホームページ

 ファイザー社ワクチン:コミナティの資料ページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)このリンクは別ウィンドウで開きます

 モデルナ社ワクチン:スパイクバックスの資料ページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)このリンクは別ウィンドウで開きます

 第一三共社ワクチン:ダイチロナの資料ページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)このリンクは別ウィンドウで開きます

 武田社ワクチン:ヌバキソビッドの資料ページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)このリンクは別ウィンドウで開きます

 Meiji Seikaファルマ社ワクチン:コスタイベの資料ページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)このリンクは別ウィンドウで開きます

3.新型コロナワクチンQ&A一覧

 一例として、各モダリティの特性に係るQ&Aを3点掲載します。

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは新しい仕組みのワクチンということですが、どこが既存のワクチンと違うのですか。

 これまで我が国において使用されていたワクチン(不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン)はウイルスの一部のタンパク質を人体に投与し、それに対して免疫が出来る仕組みでした。

 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

 新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチンは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要タンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだワクチンです。このワクチンを接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAをもとに、細胞内でスパイクタンパク質が産生され、そのスパイクタンパク質に対する中和抗体産生や細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。

レプリコンワクチンは、どのようなワクチンですか。既存のmRNAワクチンとどこが違うのですか。

 レプリコンワクチンはmRNAワクチンの一つですが、接種されたmRNAが細胞内で一時的に複製されるように設計されていることから、既存のmRNAワクチンに比べてウイルスのタンパク質が作られる時間が長いという特徴があります。このため、既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導され、抗体の持続期間が長いことが確認されています。

組換えタンパクワクチンとはどのようなワクチンですか。

 新型コロナウイルス感染症に対する組換えタンパクワクチンは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質をナノ粒子化した製剤で、免疫の活性化を促進するためのアジュバントが添加されています。本ワクチンの接種により組換えスパイクタンパク質がヒト細胞内に取り込まれると、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。また、組換えタンパクワクチンは不活化ワクチンの一種であり、日本においても、B型肝炎ウイルスワクチンなど、他のワクチンでの使用実績があります。

 その他のQ&Aに関してはこちらのリンクより確認できます。

 新型コロナワクチンQ&A(出典:厚生労働省)このリンクは別ウィンドウで開きます

お問い合わせ先

健康長寿課
電話 0739-74-3337

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