みなべ町の農業
2013年9月13日
みなべの農業
みなべの農業は、日本一の生産量と質を誇る「梅」栽培が中心です。それこそ猫の手も借りたい6月の収穫期をピークに、梅干し作業、梅枝の剪定作業など1年を通じて「梅」にかかわる農作業が続けられます。また、豆類、花卉などの栽培も盛んに行われています。
日本一の南高梅
みなべ町が誕生の地で、今や梅のトップブランドとして日本のみならず世界に名を馳せる「南高梅」は、みなべの先覚者たちのたゆまぬ研究と努力の、文字通りの結晶といえます。
収穫量が全国の約25%を占め、日本一を誇るみなべ町で、南高梅の生産量はその8割を占めます。その実はみなべの温暖な気候と風土に育まれ、果肉が厚く、皮が薄く、香りがよいのが自慢です。美しい紅をさすのが特長で、梅干、梅酒、梅ジュースとオールマイティに利用できます。
今後の課題
現在、農家の総数は減少傾向にありますが、梅の栽培面積、収穫高は増加しており、日本一のうめのまちとなっています。しかし、近年では他産地の台頭や廉価な輸入品の増大、消費量の伸び悩みなどにより、需要は頭打ちの傾向にあります。
これまでは農業基盤の整備、近代化施設の整備、調査研究、後継者育成、流通の確立、経営の複合化などの施策に取り組み生産性の向上に努めてきましたが、今後は、産地競争に勝ち消費を拡大するためのイメージ戦略(産地ブランド化、医学的効能のPRなど)の展開や新たな製品の開発、海外進出など多面的な取り組みを進める必要があります。
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