昨年12月16日(水)、町は梅の医学的効能の「α -グルコシダーゼ阻害剤」について特許を取得したことを発表しました。この特許は、平成20年2月に取得した「ヘリコバクターピロリの運動能阻害剤」に続いて2つ目です。
この日、大勢の報道陣を前に、小谷町長、県立医科大学の宇都宮洋才講師、近畿大学の宮澤三雄教授、国立和歌山工業高等専門学校の奥野祥治助教が、研究の成果と2つの特許取得について説明しました。
昔からの「梅干はその日の難のがれ」「梅干は体に良い」という言い伝えから、梅の効能を医学的に解明するため、平成13年度から町のうめ21研究センターと県立医科大学の研究グループが取り組んできました。その後、近畿大学、和歌山高等専門学校なども加わって、8機関との共同研究の結果、町の大きな財産となる2つの特許を取得することができました。
| ① | 胃に障害を及ぼす菌の運動能力を阻害する物質が含まれています。 梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果のある物質が含まれていることを見いだし、その物質の構造についても分析することに成功しました。この知見に基づいて、特許を取得することができました(特許番号:第4081678号) |
| ② | 血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素の働きを阻害する物質が含まれています。 梅の中には、血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれていることを見いだしました。この研究成果についても、特許を取得しました(特許番号:第4403457号) |
毎日、梅干を食べると、胃炎や糖尿病などの予防効果が期待できます。