「ごみ」。私たちが生活していく上で、切りたくても切れない存在です。
今やその存在、中でもリサイクルもできず、焼却もできず、埋立するしかないごみは一市町村内だけで処理することが難しくなっています。例えば、みなべ町ではごみを燃やした後に残る焼却灰の処理を三重県の埋立処分業者に委託しています。
しかし、全国的に埋立処分場=最終処分場が不足してきており、今後も委託し続けることができるかどうかは分かりません。また、さまざまな事業活動から生じる産業廃棄物の処理も難しくなっています。
といって、最終処分場を整備(建設)するには多額な費用がいるため、小さな一自治体単独で取り組むには難しい問題です。これはみなべ町だけでなく、他の自治体にとっても共通の悩みです。
平成17年7月、一般廃棄物と産業廃棄物を埋立する最終処分場整備(建設)に広域的に取り組むため、県、みなべ町を含む紀南11市町村、2商工会議所、17商工会が協力して、「財団法人紀南環境整備公社」を設立しました。
同公社は平成18年4月、その候補地を当初の31か所から次の5か所に絞り込みました。
▼田辺市秋津川(2か所)
▼田辺市稲成町
▼串本町高富(2か所)
現在、同公社は5か所の候補地の周辺自治会などで、同公社が行っている事業について説明会を順次開催しています。
しかし、最終処分場整備(建設)は候補地の住民だけが考えることではありません。なぜなら、将来最終処分場ができたとき、紀南地域一帯から埋立ごみなどが搬入されるからです。つまりは、紀南に住む私たち全員が考えることなのです。決して他人事ではありません。
では、とりあえず今から、私たちにできることは何か。それは、一層分別、資源化に努力して、少しでもごみを減らしていくことではないでしょうか。
幸い、みなべ町では平成17年10月の指定ごみ袋制度導入以来、皆さんのご努力によりごみは格段に減り、資源化も進んでいます。また、平成17年度中のごみを燃やした後の焼却灰の総量も353トンと、平成10年度以来初めて400トンを下回りました。
どうぞこれからもごみの分別、資源化にご理解とご協力をお願いします。