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竜宮からのお客様、アカウミガメの産卵とふ化
2006年の報告
3年連続、上陸産卵回数の増加のあと、再び増加の期待をもって迎えた2006年でした。
ところが、初上陸産卵は昨年より更に遅れ、5月24日でした。
そのうえ、シーズンが終わってみれば上陸回数88、産卵回数は45という98年に次いで少ない回数でした。つまり調査開始以来、26シーズン中ワースト2位という記録でした。
昨年に続いて本年も台風による影響はわずかに2回でした。
そのため、高波による巣穴の流出は1件もなく、全産卵巣の調査ができました。これは珍しいことです。したがって、天然ふ化のふ化率は約67%と、過去最高のふ化率を記録しました。
砂浜の状況は、台風による高波が少なかったせいか昨年と大差はありません。ただ、2004年の台風でほとんど破壊された浜特有のハマゴウその他の植物が、少しずつではありますが再生しつつあります。
しかし、近年は小さい高波でも絶えず変化し、砂量が徐々に少なくなってきています。つまり「浜痩せ」が目に見えるようになったことが懸念されます。
その他の浜での上陸産卵は、岩代、堺(森の鼻)の2浜で確認されました。高浜は上陸跡が遠望できましたが、残念ながら今年も調査ができませんでした。
千里の浜を訪れた観察者は、昨年よりやや増えて14団体と、個人を含めて述べ600人余りでした。極端に上陸産卵数が減少しましたが、その反面、観察者が増えるという皮肉な結果となりました。
2006年・千里の浜への上陸と産卵状況
産卵数
上陸数
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