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「ごみにしないで、リサイクル」。どんどんモノを消費して、大量のごみを出す、そんな使い捨ての時代はもう終わり。これからは不要になったものも、ごみにしないで再利用する時代です。
日常生活から生まれる空き缶、空きビン、古紙、ペットボトル、その他使わなくなった電化製品、パソコンなど、これらをごみではなく資源として再利用するための分別、回収活動は、各方面でどんどん進められています。

みなべ町でも資源有効利用のために、空き缶、空きビン、プラスチック類、段ボール、ペットボトル、紙パック、新聞、雑誌、包装紙や空き箱などのざつ紙(がみ)、衣類(古着)を分別収集しています。
ほかに年2回の廃食油回収を行っています。また、電池と蛍光灯は埋立ごみとして回収していますが、回収後、県外の再生業者の元へ送っています。

大都市に比べると町の排出量はごくわずかと思われがちですが、1本約50グラムのペットボトルでも集めれば何キロ、何トンにもなり、大切な資源として再利用されることになるのです。たとえ数本のペットボトルや紙パックを分別して出すことでも立派なリサイクルです。

大切な資源も捨ててしまえばただの「ごみ」となりますが、「ごみ」をふたたび「資源」へと生まれ変わらせるために、まずは身の回りからリサイクルできる物を見つけていただき、一人一人の心がけでリサイクルを考えていきませんか。

ペットボトル(拠点回収)

ペットボトルのマーク

飲料や酒類で使用されているペットボトルの大きさや形はさまざまで、私たちの身のまわりにたくさんあります。そのペットボトルを収集して再利用することによって、衣類や事務用品、家庭の雑貨用品などの製品として生まれ変わります。

ペットボトルの見分け方は、ラベルやボトルの底を見ると、右の図のような材質表示マークがどこかに印刷されています。
この表示マークのものだけを拠点回収に出してください。

ペットボトルの出し方が書かれたかごの写真

  • キャップ(ふた)やラベルをはずしてください。
  • 水で中を軽くすすいでください。
  • できるだけ平らにつぶしてから、回収カゴに入れて下さい。その時、ペットボトルだけを入れ、袋などは持ち帰ってください。

リサイクルできるペットボトルの種類

飲料類 炭酸飲料、果汁飲料、ウーロン茶、紅茶、コーヒー、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、日本茶、麦茶など
酒類 焼酎、本みりん、洋酒、清酒など
調味料 しょう油のみ

対象外ペットボトルの種類

  • しょう油以外の調味料(たれ・ソースなど)
  • 食用油
  • 洗剤
  • シャンプー
  • 化粧品
  • 医薬品

※ボトルの中に吸いがらなどの異物が入っている場合は一緒にしないでください。

※上記のことが守られていないペットボトルは回収できません。
※資源用や燃やすごみの指定袋に入れて、プラスチックごみや燃やすごみとしては出さないでください。

紙パック(拠点回収)

牛乳やジュースなどに使用されている紙パックは、上質の紙を材料としており、回収することによって、あらゆる紙製品に再利用できます。

リサイクルできる紙パックの種類

  • 牛乳(乳製品)
  • ジュース類
  • コーヒー
  • 清酒など(ただし、内容量が500cc以上のものに限ります)

対象外の紙パックの種類

  • 紙パックの内側に銀紙(アルミホイル)が貼ってあるもの
  • 内容量が500cc以下のもの(このような紙パックは燃やすごみと一緒に出してください)

※紙パックは、水できれいにすすぎ、ハサミなどで切り開いてよく乾かしてから、拠点回収に出してください。
※紙パックは、燃やすごみと一緒に出さないでください(対象外の紙パックは除きます)。

トレイ(拠点回収)

みなべ町内で拠点回収されたトレイは、プラスチックごみと同じく、日本容器包装リサイクル協会を通じて、再商品化や鉄鋼スラグを再生するための燃料となります。

では、なぜプラスチックごみと回収方法が違うかというと、トレイは食生活で多く使われており、指定袋へ入れるとたくさんの枚数が必要になると思われたからです。そのため、少しでも町民の皆さんの負担を少なくしようと、指定袋が必要でない拠点回収にしました。なお、将来的には、有価物(製品)として再生するような方法も検討できればと考えています。

※トレイもプラスチックごみと同じく、きれいに洗ってから拠点回収に出してください。
※プラスチックごみとして、指定袋で出していただいてもかまいません。
※発泡スチロール以外のトレイは、プラスチックごみとして出してください。

プラスチックごみ(指定袋回収)

プラスチックごみのマーク

みなべ町で収集されたプラスチックごみは、日本容器包装リサイクル協会を通じて、再商品化や鉄鋼スラグを再生するための燃料となります。
燃料としてリサイクルされる過程は、保管→輸送→破砕・・・となっていますので、収集されたその日に処分されるわけではありません。
そのため、みなべ町が収集するプラスチックごみは、保管中などに悪臭やカビが発生しない、きれいなものとさせていただいています。

リサイクルできるプラスチックの種類

  • ポリ袋
  • パック・トレイ類
  • カップ類
  • ボトル類
  • その他(ふた・食器やボール・プランター・発泡スチロールなど)

対象外のプラスチックの種類

  • ラップ類
  • チューブ式容器類
  • インスタント食品のスープやソースだれなどが入ったプラ製小袋
  • カレーなどレトルト食品の袋
  • その他(バター・マーガリンなどのきれいに洗えない容器など)

※これらは燃やすごみと一緒に出してください

※食べ残し、食品の残り、ソースやたれなどがついたものは悪臭発生の原因になりますので、洗ってから出してください。
※ボトル類は、キャップをはずし、中を洗ってから出してください。

空き缶・金属類(指定袋回収)

空き缶・金属類は、また金属として再生されます。

※缶の中に異物を入れないでください。
※スプレー缶は必ず穴を開けてから出してください。
※缶詰はきれいに洗ってから出してください。
※包丁やかみそりなどは、厚紙などに包んで出してください。

空きビン(指定袋回収)

空きビンは、またビンとして再生されたり、住宅用断熱材や道路舗装材の材料に使われたりします。

※中身が残ったものは厳禁です。
※ふたは必ず取り、汚れたビンはきれいに洗ってから出してください。
※酒、しょう油、酢などの一升(1.8リットル)ビンやビールビンなどは、酒屋さんなどに引き取ってもらってください。そのとき、ラベルは取らないでください(取ると何のビンか分からなくなります)。
※農薬・毒薬のビンは出せません。
※化粧品のビンは、埋立ごみで出してください。

衣類(古着)(指定袋不要)

衣類のうち肌着などは、工業用のウエス(機械手入れ用の雑巾)として国内で使用されます。
古着は、海外へ輸出されて、再度人が手をとおすことになります。

リサイクルできる衣類の種類

  • 衣類として人が着られる古着
  • 肌着・下着類
  • 帽子
  • ネクタイ
  • 靴下・ストッキング
  • マフラー
  • シーツ・毛布
  • タオル

対象外の衣類の種類

  • 水ぬれしたもの(カビの発生があるため厳禁)
  • 破れたり、汚れたもの(人が着られないものはリサイクルできません)
  • 衣類を切ったもの・布きれ・はぎれ
  • 着物・浴衣・民族衣装
  • 手編みのセーター
  • 新品のもの
  • 雨ガッパ
  • 布団
  • ジュータン
  • カーテン

※透明か半透明の袋に入れてだしてください。指定袋に入れる必要はありません。氏名なども記入の必要はありません。
※雨の日、雨が降りそうな日は出さないでください。水ぬれ厳禁です。次回の天気の良い日に出してください。

新聞、雑誌・ざつ紙、段ボール(指定袋不要)

新聞、雑誌・ざつ紙、段ボールは、また紙や段ボールとして再生されます。

※できるだけ天気の良い日に出してください。
※新聞(折込チラシが入っても可)、雑誌・ざつ紙は、ヒモで十文字にしばって出してください。小さなざつ紙は集めて、紙の袋に入れるか、大きな紙に包みヒモでしばって出してください。
※段ボールは、板状に束ねてヒモでしばって出してください。
※紙以外のもの(ビニール・金属類・プラスチック類)は入れないでください。厳禁です。

お問い合わせ先

生活環境課
電話:0739-72-3605 FAX:0739-72-4187
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